そういや今住んでる家には「ピンポン」がないのね。
誰か来ても「ドンドンドンドン」と凄まじくドアを叩くから
必要ないのか。
前回来たときのこと。
留守番をしていると、少し謙虚な感じで
ドアを叩く音が。
郵便とか知り合いだといけないと思い恐る恐るドアを
開けてみると人の良さそうな二人の男女がにこにこと
立っている。
「あの、私日本人で、今家に誰もいないんですけど」
というと、お話があってまいりましたとかなんとか
とりあえず場をつなぐようなことをブツブツいい、
なんだろう、この人たち・・・追い出していいのだろうか
と悩んでると、男が突然、
「アノ、お水を一杯ください」
と言い出す。
ああ、水質検査か?でもどう考えてもスーツ着てるし
業者じゃないな・・・と思いいぶかしく思い、
「水ってなんのためにですか?」
と聞くと、「のど渇きました」
と、当たり前のように言い出すじゃないですか。
え、韓国って知らないひとひも水恵む文化があるの?
とか思いつつ、でも知り合いの可能性も捨てきれずに
水を渡すと、のどを潤した男が鞄から重たそうなファイルを
取り出す。
それでやっとわかった。
「ハナニムを信じますか?」
キリスト教の勧誘だよ!!!
それから日本にもキリスト教会あるでしょ、とかすぐそこの
教会でぜひあなたに見せたいものがあるからこいとか
しつこくいわれたが、さすがに笑顔で
「神様に興味ありません」と言って今更だとは思いつつも
「忙しいですから」と言いドアを閉めた。
で、家の主にこの一件を話すと、一喝される。
「知らない人が来たらドアあけなくていいよ!」
確かに。私も知ってたけど。
「郵便とか知り合いだったら絶対家の人の名前言って
名乗るから、ドア叩いて名乗らない人は絶対勧誘なんだよ」
だって。
あーなるほどね。
で、今日またドアがどんどん鳴り、懲りずに
私が今にも出そうになるのを
「訪問販売かなんかだから出なくていいよ」と
抑えられました。
うちの実家のマンションは最近カメラが取り付けられたので
誰が来たか観察してから出られるから少し安心になった・・と
思っていたけど、そもそも見えなくたって、うちに
用事のある人が声出ししてくれればカメラなんて
見る必要もないもんね。
カメラとインターフォンが必要な社会って悲しいな、と少し思いました。
これからは、「はいー誰ですかー!」
と大声で聞いてから出るようにします。